大谷能生と菊池成孔『東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編』を読みながら色々聴く。

パソコンで少しDVDを見た後、今、暗い和室で倒れている。何もしたくない。それを書かないと、と思う。夜ご飯が美味しく食べられなかったのがいけなかった、色々あってよく分からない人のよく分からないけど身の上話を聞きながら食べた。しかしそう思うおれは聞いている現在よりも時間が経った場所にいる。居心地が悪い思いはその瞬間には気づかずに、時間が経ってから「あれがマイナスの感情というやつか」と気づく。出来事のただなかにいる時、感情は分類されない、というのをたまに思う。つまり悲劇は事後的に作られるということだ。