仕事があったけど全然できないまま五反田のクリニックへ。ワイパックスを処方された。川の方は高いビルが立ち並んでると言われて、マコトオカザキが働いているカフェを目指して小野寺と散歩した。知り合いというほどじゃないけど、お互い顔見知りの演出家の女性が家に泊まりに来た。その人はいつもよりも背が小さい。もっとも彼女を初めて目にした時だって、twitterのアイコンから想像するよりもずっと小さかった。演出家はキッチンの左側にあるトイレボックス(工事現場や花見の時期の公園にあるような)に行こうとしていたが、キッチンの前で3人の家族が通り道を塞いでいて通れなさそうだ。彼女はおれの顔を見て困った顔をしてる。仕方なく声をかけようとしたら、家族の一人娘の小さな女の子が、クリーム色の大きなバケツいっぱいにおしっこをしていた。座りながらじゃなく犬のように立ちながら右足を上げて。今気づいたが女の子は裸だ。そんなことよりも、おしっこがなみなみと入ったバケツをお父さんがヨッコラセと言ってそのままシンクに流したのが許せない。おれはおしっこの匂いが少しでも残らないように水を流した。