昨日小野寺からロメオ・カステルッチのオペラ動画が配信されていると聞いて、夜中に画面録画して、映像が終わる頃にタイマーをかけて寝たのだけど、容量不足で撮れていなかった。それで目が覚めてしまって結局朝5時くらいまで起きていた。9時半ごろ起きて一旦は先月の群像に載っていた福尾匠の「ポシブル、パサブル」を読んだのだけど、そのあと寝てしまって、起きたのが一時過ぎだった。ライターの仕事を一通りしてから保坂和志の『未明の闘争』のつづきとデリダを読む。

ここのところずっと雨が続いていて、おれはもともと小雨だと傘はささないし、雨が強くても傘が壊れて危ないからささない。だから雨は濡れること以外は晴れと変わらないのだけど、1番の変化は洗濯物は乾かないということだ。それというのも、小野寺は洗濯が大好きであり、洗うだけでなく洗濯物が乾くのも好きで、彼女にとっては天気が非常に重要なのだ。ともすれば乾くのを眺めたりしていた時期もあるのではないかと睨んでいる。妹のほうはすべて部屋干ししているみたいだ。
とにかく彼女にとって天気が重要なのだから、おれもその影響を被らないわけにはいかない。なにしろコロナによるステイホームの影響もあって、引っ越してからはほぼ常に一緒にいるのだ。
それで夕方になって、バイトに行っている彼女の代わりにおれが洗濯して、ランドリーに持って行き、乾燥機にかけた。そのあいだにスーパーで、今日のおかずと、明後日小野寺のお弁当をつくるときに入れるシャケを買った。

今日は炊いたご飯に湯むきのトマトとツナを入れた混ぜご飯。つくりかたはこれを参照した。初めての味だけど、ツナとトマトというのは合うんだな。めちゃくちゃうまい。
それから小野寺がつくったゴーヤとキュウリに薬味を入れたのは、ゴーヤの絶妙な苦味がミョウガとか生姜と一緒になることで、嫌な感じがせず、大人の味になっていた。すごく好きだ。
ほんとうは未明の闘争について色々発見があったので書こうと思ってたんだけど、今日はこれから小野寺がバイト先でもらってきた桃を食べるので、また明日以降。
修論が進まない。進めてないわけでは決してないのだが、どういう文献を読めば良いのかすら、あいまいなのだ。本当に書き終わるんだろうか。