昨日、朝四時に寝る直前まで作品のことをやってたので、朝になっても疲れが取れない。

朝に昨日の仕事の修正を少ししてから、高円寺へ。安瀬さんの衣装を探しに行く。マルコポーロという店で、オレンジっぽいコロンビアのシャツに小野寺が目をつけてて、見た瞬間、これで決まりじゃんと思った。

その後別の古着屋を見てみたりしたけど、なんとなくしっくりこない、こういうときはもう別のものを見る必要はない気がする。ということでオレンジを買った。

一旦解散して、家でまぐろのたたき丼ともやし炒めを食べてから稽古。疲れてるからか、みんな動きが悪い気がする。昨日、はしごの上り下りをしすぎて、今日おなじことをやろうとすると足が震える!喋らないといけないところで言葉が出ない!
ロビンが上手くなりすぎてる。良くない。声の調子とか間とか使うな。小野寺も「だんだんいい役者に見えてきた」って言っていた。そんなのはどうせ小手先だから崩せる。すぐに下手くそに戻せる。

夜、山下さんからラインをもらった。少し作品のことを話す。おれは「FICTION」の作品は見たことない。でもまた山下さんの稽古に行きたいなと思う。影響など受けようがないものを、影響受けて作ったらそれはもう自分一人だけのものになってるようなものを、探るのが稽古だった。自分の今後の芸術の根幹になるのが、あの一年ちょっとの、楽ちん堂での稽古だった、かもしれない。