12時過ぎに目が覚めたが、3時ごろまで起きることができなかった。
で、起きてもやはり何もする気になれず、授業にも出席できなかった。
吉祥寺のタイ料理屋「クルン・サイアム」に、夜の早い時間に行き、海老のコロッケとソムタム(青パパイヤのサラダ)、カオソイ(ココナッツの甘い匂いがする。スープの中は柔らかい麺だが、上にはかた焼きそばが乗っている)、ライチジュース。ソムタムのシャキシャキした食感と、それと相反する辛さが好きだ。タイ料理のなかで一番好きかもしれない。本当はヤムウンセン(春雨サラダ。これも辛い)も頼みたかったが節約。
ガストに移動して、バイトであるライターの仕事と、来年の3月に上演するための新しい戯曲を書き始める。タイトルは決まっている。ここで宣言しておく。『野犬の庭』。次作は、本当は六月の末に行うはずで、それはベケットのオマージュになる予定だったが、そうではなくオリジナルのものになるだろう。前回はモノローグ演劇だったが、『野犬の庭』は会話劇になる。もうメンバーも揃っている。場所も決まっている。会話劇の方が今の自分には難易度が高いというか、いろいろとボロが出る気がするが、それも必ずしも悪い方向にはいくわけではないと信じよう。
帰ってから、ライターバイトの続きをやる。寝る前にグザヴィエ・ドラン『私はロランス』を途中まで見る。女装したメルヴィル・プポーが美しい。最初に女装して教室に入るシーンで着ている、緑地に朱色の襟のジャケットがかっこいい。食堂で「反乱か?」と聞いた同僚に言い放つ「いいえ陛下 革命です」というセリフもしびれる。

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